こんにちは!いつも寝ている妻です。
そんないつも寝ている私でも一児の母、子供の勉学は気になるところで…
娘が小学生になり通信教育のZ会のハイレベルコースへ入会し一年経ちました。
入会当初はZ会の紙でくる教材は、スタンダードコースとハイレベルコースがあるのでどちらにしようか迷いました。
とりあえずハイレベルコースを選択したのですが、1年続けてみて、通信教育をZ会のハイレベルコースにしてよかったです。
思っていたより難しくなかった!
Z会のハイレベルは「難しい」というより、「考える」に重きを置いている内容です。これから咲くであろう大輪の養分となる通信教育だと感じています。
うちの子の場合はちょうど良かったと感じていますが、「Z会が思ったより難しかった」「ハイレベルを続けようか迷っている」と心配な方もこの記事を読んでいるかも。そんな親御さんは、子供のペースに合わせて学習ができるすららも検討して見てください。
Z会もいい教材ですが、お子さんに合った教材を選ぶのが重要です。
ハイレベルとスタンダードの違いって?
Z会には、紙のワークでやるコースとタブレットコースがあるのですが、我が家は迷わず「紙!」にしました。昔からある紙です。たまると厄介な紙です(笑)
その、紙でやるワークには2つのコースがあるんです。
- ハイレベルコース(標準的な問題+応用問題+発展)
- スタンダードコース(標準的な問題+応用問題)
どちらにするか迷いましたわ。
ハイレベルには発展問題がある
基本のスタンダードコースにプラス「発展的」な問題があるのがハイレベルコースです。
カリキュラムは同じで、いつでも変更可能。
スタンダードとはいえ、他の通信教育と比べて、標準的な問題がちょっと少な目で、応用問題が多いのがZ会の特徴です。
ハイレベルは問題数が多い
スタンダード | ハイレベル | |
---|---|---|
メインテキスト わくわくエブリスタディ (国語・算数) | 各8回/月 | 各10回/月 |
自習用ドリル 『ドリルZ』 (国語・算数) | 各8回/月 | 各10回/月 |
提出課題 「てんさくもんだい」 | 各1回 | 各1回 |
違うんです、教材の量が!と言っても、何十枚と多いわけではないです。1月あたり2回分学習量が多いのがハイレベル。
エブリスタディ、ドリルともに、ちょっとだけ多いだけなので、無理なく出来る量でした。
やる気がある日はいつもより多めにやることもあったけど、一日一回ペースを目標にしました。でもやる気が出ない日、いっぱい遊んだ日、習い事の日はやらないこともありました。
そんな感じで多少ゆるめにZ会ハイレベルコースをやっても「多すぎるー(涙)」いうことはなかったです。
Z会ハイレベルの効果は?
Z会ハイレベルの効果はどうなのでしょう。実際うちの子はまだ小学2年生なので証明ができません笑。
また、低学年の出来はそこまで当てにならないわよ!なーんて聞くこともあるので、現在の学校での様子をお伝えしますと、授業は少し簡単に感じると娘談。
学校のテストは、漢字の一部が離れてバツになっていたり、計算の答えの単位を書き忘れたりとうっかりミス程度なので、問題自体は理解しているようです。とは言っても、天才キッズは、こういうケアレスミスがないんだろうなとも思っている次第です。汗
そしてそして、試験慣れの目的と興味本位で一年生の時に全国統一小学生テストと、二年生になり日能研の全国テストを受けてみました。
Z会以外はやっていない状態でのテストです。娘に聞いたら結果を教えてもいいよ!と言っていたので、ザックリと。
算数国語とも同じような点数で、全国統一小学生テストでは偏差値が55〜60くらい。日能研の全国テストが約4000人中300番台でした。
娘は、もっと良い結果だと思っていたようです笑。「満点とるぞー!」と意気込んでいた!かわいい!
私としては、十分な出来だったと思っていて、最後の問題まで取り組める集中力があったことや、難問が何個か正解していたことがわかったこと、当たり前ですが全国には頭の良い子がいる!と娘にとって良い経験ができてよかったです。
と、Z会の効果は我が家では上記にテストでなんとなーく感じたのですが、まだ低学年。この先のことは、まだまだ未知数です。
そこで、Z会の東大合格実績を調べてみました。
もちろん入会しただけで頭が良くなるわけではありませんが、少なくとも、東大に合格する人の多くに選ばれている通信教材がZ会だ、いうことが分かりました。進学校に在籍していたり、予備校に通っている子も多いと思いますが、その中でも家庭学習で選ばれているのがZ会ということでしょうか。
Z会員 トータル | Z会員 通信教育受講者 | Z会員 教室受講者 | |
---|---|---|---|
東京大学 | 1,208人 | 1,161人 | 134人 |
京都大学 | 961人 | 923人 | 139人 |
早稲田大学 | 2,447人 | 2,261人 | 427人 |
慶應義塾大学 | 1,770人 | 1,606人 | 318人 |
医学部医学科 | 1,484人 | – | – |
その他、難関大学の合格実績多数!
しかも2019年から2020年で、Z会員の東大合格者トータルは200人以上増加しています(2019年は967人。
この数字がすごいのかどうか、東大とは縁遠い私にはピンとこなかったので、東大の合格者総数を調べてみました。
トータルの合格者数は3,086人。
東大合格者の4割(約39%)がZ会員なのでした。これを見ちゃうと「Z会にするか!」と思っちゃう親御さんも結構多いのでは?
ハイレベルって難しいの?
ハイレベルはそんなに難しくないです。激ムズ!ではなかった。
うちの子でも何とかなった!
教科書と比べても、決して難しいわけではありません。
学校で勉強することの一歩先、一歩深い印象でした。国語の漢字は、学校で習う漢字と同じなのですが、音読み・訓読みのパターンが学校より多い!算数では、学校と同じ足し算や引き算ですが、文章問題が少し長いです。
子供の頃が気がつかなかったのですが、大人になり教科書を見てみると、小学校(公立)の勉強は、基本中の基本を教えてくれているんだな。と感じました。
我が家は、市販の難しいドリル(最レベ等)を興味本位で購入したのですが、一年生でも本当に難しい!親も隣についてやっているのですが、難しすぎる。気が進まず一年経った今もまだ終わっていません泣。二年生になり少しずつ進めています。
そんな難しいドリルと比べると、Z会は難しくはない。でも簡単すぎることもなく、程よい。イラストもあって取り組みやすく、学校で習ったことを無理なくより深く理解できる教材だと感じました。
低学年のうちは、考えさせる問題が多いのが特徴。Z会で考える力を少しずつ積み重ねて、ゆくゆく難関大学にも入れる力につながっていくのかもしれません!?
難しくないけど、Z会の方が進みが早い
学校で未習の単元が先にZ会で出てきたときどうするかについてお聞きしたところ、Z会で学習してから学校の授業を受けるという方が8割以上いらっしゃいました。
Z会公式サイト
ハイレベルもスタンダードも学習する範囲は年間を通すと学校と同じです。
ただし、学校の進度にもよりますがZ会の方が進みが早い場合が多いです。
実際に、学校では習っていない単元がZ会に出てきたこともありました。
我が家では、Z会の問題は正解じゃなくても大丈夫!ということにしています。Z会の保護者向けサポートブックにも「正解できたらすごい、でも間違えていても取り組めたことを褒めてください」的なことが多々書いてあります。
算数だったら解き方を知るのが重要。間違えたところはやり直す。その繰り返しでやっています。
やり直す時には解き方も理解できるようになっているので、学校で習っていない単元が出てきても問題はなかったです。
学校の進み具合と違う点は、デメリットに感じる方もいると思いますが、Z会で習って忘れた頃に学校でもやると復習になります。
Z会の行ったアンケートによると約2割の家庭は「学校→Z会」の順番でやっているので、お子さんの様子をみながら調整しましょう!
我が家がハイレベルにした理由
我が家がハイレベルにした理由は「ハイレベルなになに?どれだけ難しいの?」と、単純に興味があったからです。
単純すぎ!
うちの子には難しかったらコースの変更や、他の通信教育にしても良いかと考えていました。「物は試し」という感じで、特に「絶対にZ会!」と意気込んで始めたわけではありません。
初めての通信教育で一年生だったから
一番最初に出合うものが基準になりそうなので、とりあえず難しい方から始めた方がいいのでは、と思ったのも理由です。難しい方に慣れられたら儲けもの!?
ハイレベルコースはスタンダードコースより量が少し多いだけです。一日にしたら5分程度の違い。でも、数年たつと結構な差になるのではないか?と思ったのであります。ちりつもです。
進学を見据えて
Z会には中学受験コースがあるという点も選んだポイントです。
中学受験をする子が多い地域なのですが、我が家は、潤沢な資金がない!のと、親の覚悟がゆるめなのと、夫婦での考え方が同じではない段階ということもあり、今の時点では中学受験を絶対する!一択!と決めているわけではありません。
でも、娘はお友達と遊ぶのが大好き!そして感化されるタイプ!周りの友達が受験するって聞いたら「あたしも受験するー」って娘も軽い感じで言いそうなので(笑)下地作りに。
また、子供の中学受験を終えたママ友達から、Z会をしていた子は他の子より後から入塾しても後伸びが良い!と話していたので。これは、その子の素質も大いに関係がありそうですが、、、「Z会やろうかな」とまたまた他のお母さんに話したら「中学受験を考えてるならいいよ」と言われたのもポイントになりました。親子で感化されるタイプかも…
何がいいのかは、わからないけど、いいよと聞くと弱い(笑)。
中学受験といっても、私立だけでなく経済的にお得な公立一貫校もあるので、Z会で対策が出来るのも魅力的です。どうなるかは本当にわからない、娘の希望だけでなく親子で向き不向きもあると思いますが(汗)今出来る準備はしておきたいと思いました。
発展的な問題
おまけで、Z会を選んだ理由は、スタンダードコースも同じなのですが、教科書に沿っていないZ会の問題作りが、本当の意味での学びになりそうなこと、これからの土台になりそう!と思ったのも理由であります^^
国語の物語(読解力)は、教科書には出てこないお話ばかり!教科書以外にも出合えるお話があるのは魅力的でした。娘は、読書が好きな方なのですが、自分の好みがあるので偏りがちなのが悩みの種で、、、冒険とか探偵ものが好きで、感動もの、人に優しく的なお話は好きじゃない、、、親ではない第三者から勧められると読むので、Z会の国語はありがたい!
一年生のハイレベルの問題例(国語)
ハイレベルでは読み取りの問題がスタンダードコースより多くありました。 読む=音読の問題だけもあるので、負担になることはなかったです。色々なお話に出合えるのはいいですね。子供の趣味だけだと読書をしていても偏りがち。そして、読み取りの問題が<あなたはどう?>と言う考えや、経験したことを問われる問題があるもの特徴かなと感じました。おうちの人に話してみましょうと言う問いもありました。文で書く前段階の練習になるのでしょうね。そのおかげで、二年生になり文を書く問題がよく出てきているのですが、抵抗なく取り組めています。(もちろん、初めは少ない行から書くのですが行が徐々に増えてきました)
一年生のハイレベルの問題例(算数)
学校で出てくる文章題より少し長い問題が出てきました。一桁の足し算や引き算を使うので、それほど難しくはないのですが、例えばなのですが、
学校で「飴が3個、クッキーが2個あります。全部で何個でしょう」という問題をやっている時期にハイレベルコースでは「飴が3個、クッキーが2個、チョコレートが1個あります。全部で何個でしょう」と、一歩難しい問題が出てきました。
また、計算問題以外にも数の数え方の<何番目>も、ただ数えるだけでなく、地図を見ながらゴールを目指すという問題は、数を数える何番目かの基礎から発展しているだけでなく、3年生で出てくる地図の見方の前段階の練習も兼ねている!問題でよく出来ているなーと感じました。ゲーム感覚なので娘は楽しそうに取り組んでいました。
国語と算数、二つに共通しているのは・学校より少し難しい・先の学年でやることを見越した問題の二点かなと。その二点は、子供に無理のない範囲なので匙を投げずに続けられています。
Z会ハイレベルを一年やった感想
ハイレベルって難しくないかな?うちの子に出来るかな?と思いつつ始めましたが、
一年生のうちは、難しくなかった!
就学前はひらがなと、簡単な足し算・引き算(両手の指を数えるレベル)くらいしか知らなかった娘にも出来たので、スーパーキッズのためのハイレベルではなかったです。
そして、初めての通信教育がZ会でよかったとも実感しています。キャラクターや教材のイラストがシンプルで、キラキラとカラフルすぎない活字にもなれたようです(笑)
市販の難しいドリルや塾の問題を見ると、問題の難易度は置いておいても、白黒!字が小さい!キャラクターがない!のに驚いた新米かあさんでした。
国語は、学校とは違う題材で物語の問題がでるので、色々なお話を読むことができて、
読書の本選びもグッと変わった一年でした。
絵本から青い鳥文庫を読むように。(あ、絵本ももちろん良いよ♡)集中力もついて活字を読むということが多くなりました。学校とは違う題材でも大丈夫かな?とも思いましたが、問題ありませんでした♪
そして、そりゃ一年生だもの、やる気がないときもありました…親もやる気がない日もありました(笑)そんなときは、ドリル1ページだけの日も。やる気の波と付き合いながらコツコツ一年続けて、二年目に突入しました。
少しでも毎日やってきて、習慣になってきたのか、二年生になってグッと楽になりました!
といっても、自分から「Z会やろう!」とはなってない…ですが、声かけしたり、そっと机の上に置いておくとやるようになりました(笑)
我が家では、やってよかったハイレベルコースです。
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