SEOやWordpress系は別に運営しているブログを元に書くことが多いですが、今回は今読んでくださっているふとん育児での結果です。
結論から言うと、アドセンスの審査には一発で合格しました。
審査にかかったのは約1日。運営期間、約1ヶ月での合格でした。
- 作成したの10記事(申請〜承認までの間に1記事追加)
- プライバシーポリシーを設置
- 問い合わせフォームを設置
- サイト公開後、1ヶ月で申請
- アフィリエイトリンクは貼っていない状態で申請
「不合格は嫌だけど、それはそれでブログのネタにはなるからいいや」くらいの気持ちで文字数などは気にせずにのぞみました。
とはいえ、「不合格になったらそれはそれでなんかイヤ!」という気持ちもあり、アドセンス合格に必要だと一般的に言われている10記事を目安に審査を申請しました。
この目安が妥当だということがわかりました。
アドセンスってなに?
そもそも、グーグルアドセンス(Google Adsense)とは何なのか。
(この記事を読むような人はだいたいご存知かと思いますが)
一言でいえばブログに掲載できる広告です。
自分のブログに掲載されている広告が表示された数(インプレッション)やクリックに応じてお金がもらえます。
ASPを使ったアフィリエイトだと「自分の得意分野に直結するサービスや商品がない」という可能性もありえます。
例えばジム(いわゆる普通のスポーツジム)をA8.netで検索しましたがありませんでした。(結構お高めのパーソナルトレーニングジムとかダイエットジムとかならありましたが)
「趣味について書きたいけど、ぴったりのASP案件がない」
「雑記ブログだから適した広告がない」
そんな場合に良いのがグーグルアドセンスの広告です。
あなたの作成した記事との関連性や、読んでいるユーザーの好みに応じた広告が表示されます。
広告はすべて Google が審査しています。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットでも、サイトの内容に関連する広告やユーザーが目を留める可能性の高い広告が配信されるので、より多くの収益を期待できます。
Google Adsense
例えばあなたが「今、賃貸住宅だけど、マンション買いたいな」と思って普段から色々なマンションを調べていたら、全然関係ないサイトを見ていてもマンションの広告が表示されることがありますよね?
こういうのを「コンテンツ連動型広告」と呼びます。Google側で効果的な広告を選んでくれるわけです。
逆にあなたの記事に関連性の高い案件をASPが扱っている場合は、そちらを利用した方が高い利益を得られる可能性が高いです。A8.netやもしもアフィリエイト、バリューコマース、アクセストレードなどが有名です。登録料などはかからないので一通り登録して、自分が紹介したいものがあるか探してみましょう。
ASP案件の中に紹介したい商品があり、それをメインにブログを運営するのであればそもそもアドセンスにこだわる必要はないかもしれません。
アドセンスの審査にかかった時間は?
私の場合、アドセンスの審査申請から合格通知までの時間は約32時間でした。
- 2019/11/24 初投稿。サイト公開
- 2019/12/29 10:15 10記事作成。アドセンス申請。
- 2019/12/30 18:12 アドセンスから承認を受ける。
注目したいのが「めちゃめちゃド年末に申し込んだ」という点です。
正直「こんなタイミングで申し込んだら1〜2週間かかってもおかしくないだろう」と思っていましたが、翌日には無事、審査通過の通知がきました!
審査を申請するまでにしたこと
「プロフィールやアバウトページがあったほうがいい」という説もありますが、私は用意しませんでした。
前述の通り、「落ちてもいいや」という気持ちもあったので基本的には以下のスタンスでした。
- 必須事項
- ほぼ必須事項
- 労力の少ないやったほうがベターなこと
以上の三点はやるけど、「手間のかかるやったほうがベターなこと」はやりませんでした。
審査の申請前にしたことはこんな感じです。
- 独自ドメインの取得
- サーバーの契約
- 10記事作成
- プライバシーポリシーのページ作成
- お問い合わせページの作成
独自ドメインの取得
一説には「独自ドメイン必須」と言われていますが、正確には「独自ドメインほぼ必須」。
無料ブログでも審査に通らないということはないそうですが、今後のことを考えれば当然独自ドメインがいいです。
私はfuton-ikuji.comを取得しました。
今回はお名前.comを利用しましたが、以前はムームードメインやさくらサーバーのドメインを利用したこともあります。
DNSの設定などに不安がある方はレンタルサーバー経由でドメインを取得した方が負担は少ないかもしれません。
サーバーにファイルをアップロード
私はさくらインターネットのスタンダードプランを利用中です。(一番安いプランはWordpressを使えないのでご注意ください)
10サイトまで作っても料金が変わりません。
今は3サイト運営中です。
- ふとん育児.com(雑記ブログ)
- Eikaiwaonline.net(オンライン英会話のブログ)
- 演劇をしているのでそのホームページ(ほぼ更新してない…)
最初に契約していたのがさくらサーバーだったのでそのまま利用しています。安くて速いと評判がいいのがエックスサーバー。最近、人気が高いのがカラフルボックスです。
どれも少しずつ違いますが、人気の高いところを選んでおけばそこまで大きな差はありません。「どんなドメインにしよう」「どのサーバーにしよう」とか悩んでしまいますが、日々色々な人が記事を量産し続けているワケなので、悩んで先延ばしにするよりかはささっと手続きして早めにサイトを公開した方が良いです。
各サーバーで無料期間があるので比べてみるのもよいと思いますが、面倒なので「極端にひどくなければどこでもいい」と思います。スペックや価格だけである程度、あたりをつけて無料体験。致命的に気になる点がなければ契約でいいと思います。
時は金なり。
10記事作成
アドセンスの審査に申請する前に10記事を作成しました。
- WordPressやSEO 6件
- 子供の教育に関する記事 3件
- 生活お役立ち 1件
以下が記事のリストです。
タイトル | 公開日 | 本文文字数 |
---|---|---|
WordPressの無料テーマ最速は?【速度ランキング】 | 2019/11/24 | 3547字 |
YoastSEOのサイトマップが真っ白になったときの対処法 | 2019/11/30 | 198字 |
ドミノピザのメルマガが解除できない【方法は?】 | 2019/12/2 | 1697字 |
【どこ?】YoastSEOの「高度な設定」が見当たらない【WordPress5】 | 2019/12/4 | 771字 |
【コード有】FAQのリッチリザルトを表示させる方法【意外とカンタン】 | 2019/12/7 | 4758字 |
【中身は?】チャレンジ1年生の資料請求をしてみた | 2019/12/8 | 4027字 |
Cocoonでanalyticsの除外が出来ていないときの対処法 | 2019/12/20 | 2237字 |
【違いは?】月刊ポピーのさんけん社と公式【資料で比較】 | 2019/12/17 | 7046字 |
ベネッセの電話勧誘はしつこい?チャレンジ1年生の資料請求後 | 2019/12/20 | 3039字 |
【口コミ】私がヤマハ幼児科を選んだ4つの理由 | 2019/12/29 | 2350字 |
(※「【違いは?】月刊ポピーのさんけん社と公式【資料で比較】」の記事は諸事情により、「月刊ポピーの資料を公式サイトから申し込んでみた」「月刊ポピーの資料をさんけん社(支部)から申し込んでみた」の2記事に分割しました)
文字数もある程度あった方がいいという説もありますが、私は文字数は気にせずに挑みました。
一番短い記事は200文字以下。
ただ、短くてもいいけど、「困っている人の解決 or 困っている人の参考になる記事」という点は意識して書きました。基本的には自然検索からきたユーザー向けのコンテンツを用意したほうがいいでしょう。
(ほとんど誰にも読まれていないので私だけが困っていたのかもしれない…「【コード有】FAQのリッチリザルトを表示させる方法【意外とカンタン】」とか我ながらいい記事だと思うのだが!)
「自分の日記」や「自作の小説を連載するサイト」などの場合、審査に合格しづらいという話は聞きますが、今回この点はわかりませんでした。そういったサイトでも広告をクリックする可能性はあると思うので審査に合格できる可能性はあると思います。
プライバシーポリシーのページ作成
プライバシーポリシーについて記載したページを作成しました。これは必須となります。申請前に忘れないようになるべく早く作っておきましょう。
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
Adsense ヘルプ 必須コンテンツ
「アドセンス プライバシーポリシー」などで検索すると雛形として公開している人もたくさんいるのでそういう方のフォーマットを参考にするのも良いでしょう。
このサイトのプライバシポリシーを参考にしていただいても構いません。サイト名のところや、利用している広告などだけ変更すれば大丈夫です。
お問い合わせページの作成
必須項目として記載はされていませんが、お問い合わせページを作成しました。一般的にはあった方が有利とされているようです。
プラグイン「Contact Form 7」を使えば10分もかからずに、問い合わせフォームが出来ます。記事を一本書くより全然早い!
労力がほとんどかからないので、とりあえず作っておいて損はないでしょう。
「問い合わせが多すぎて捌き切れない!」という人気サイトを運営しているなら無理しなくてもいいと思いますが。
今後ASPを使ったアフィリエイトも考えているのであれば、あった方がメリットもあります。クローズドASPや、宣伝をして欲しいと思っている企業から直接連絡がくる場合があります。
もちろん読者から質問や相談が来ることもあります。
留意すべき点
Goodleアドセンスを申請する上で、いくつか留意した点をあげると以下の2点。
- 広告を貼らずに審査にのぞむ
- 記事はアドセンスの規約に違反しないように
それ以外、特に気にしませんでした。
もちろんですが文章や画像の盗用はやめましょう。使う場合は引用タグを適切に使えば大丈夫です。
1ヶ月で10記事は一般的には大したことないと思いますが、私は普段は1ヶ月に1記事書くか、書かないかくらいなので、かなりハイペースに記事を量産しました。(10記事中1記事は妻が執筆。残り9記事は私)
これは「更新頻度が大事!」とかを意識したわけではなく年始から夏まであまりブログに割く時間がなくなりそうだったので、年末にちょっと頑張ってみただけです。
広告を貼らずに審査
これも通説では「他のアフィリエイトリンクを貼らない方がいい」と言われていますね。
実際にはアフィリエイトリンクを貼っていても審査は通ります。しかし、ユーザーのことを考えると過剰な広告は望ましくありません。雨後の筍のように広告を貼っている人は減らすべきですが、一般的な範囲ならリンクを貼っていても問題ないでしょう。
私の場合は、ほとんどアクセスがない状態でアドセンスの申請をしたので「アフィリエイトリンクを貼らなくても今の状態なら支障が無い(リンクを貼ったところでそんなにクリックされない)」と判断しました。
サイトを立ち上げたばかりであればアフィリエイトリンクをクリックされる可能性は低いです。(SNSで大量に流入を狙える人なら別ですが)過剰なリンクでなければ問題ありませんが、広告は後から貼ってもいいでしょう。
一方で、ある程度コンテンツも豊富で広告をすでに貼ってしまっているのなら、わざわざリンクを外して申請する必要はないでしょう。
アドセンスの規約に違反した記事でないか
- アダルト関連
- 違法なファイル共有
- 銃火器
- 薬物
- アルコール
- タバコ
- ギャンブル
ここら辺は厳密には「違反」ではありませんが、「広告によっては表示できなくなりますよ」というコンテンツになります。アドセンス申請時にはこういった記事を掲載しないほうがいいです。
「コンテンツを作ったらこういうのをフィルタリングした方がいいよ(Googleより)」という内容のページに以下の記載があります。
このシステムは、アダルト関連のコンテンツや違法なファイル共有コンテンツのほか、銃火器、薬物、アルコール、タバコの販売などに関するコンテンツを除外するためによく利用されます。
コンテンツ フィルタリング
もっと詳しくは知りたい方はこちらを参考にしてください。
Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー(こっちは引っかかるとポリシー違反になる!)
Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ(ポリシー違反ではないけど広告が表示されなくなることもある)
試しにプルーム・テックなどの電子タバコについて書かれたブログを見ると、アドセンスを貼っておらず、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなどのリンクをメインに貼っていました。
このような「制限コンテンツ」をメインに考えているのであれば、アドセンスを申請する必要はないかも。アドセンス以外でのマネタイズが適しているでしょう。
まとめ 初めてのアドセンス申請
初めてアドセンスを申請しましたが、無事、審査合格!
私の場合、サイト公開後、1ヶ月かかりましたが記事を早く書ける人ならもっと早く合格できるでしょう。
一般的に言われている「10記事程度が目安」は妥当な線だということがわかりました。
文字数も極端に気にする必要はないでしょう。Googleも言っているように、ユーザーの役に立つコンテンツを意識するのが大事だと思います。
追伸、妻は今日も寝ています。でも大好きなテレビを最近あまり見ていません。今年の目標は「本を読む」だそうです。
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